キャリアセンター ここだけの話!?

複数内定の就活生「内定ブルー」へのアドバイスとは

都内・某共学大進路指導担当
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 この時期、私たち大学の就活支援担当者とお付き合いのある企業の採用担当者は大忙しである。「内定者の囲い込み」に追われているからだ。

 経団連ルールでは、6月1日から2018年3月卒業予定者に対する面接が正式に解禁になり、その直後から次々に内定・内々定通知が就活生に伝えられている。

 その際、内定承諾書や誓約書の提出を求められるのが一般的だが、「売り手市場」を反映して、就活生は複数の企業から内定・内々定をもらっており、なかなか決め切れない。

 そこで採用担当者は「優しく、粘り強く就活生を説得し、来年春の入社の意思を確約してもらう」(あるIT企業の採用担当者)のだそうだ。中には保護者に連絡を取り「ご子息(お嬢さん)にはぜひ入社していただきたい。親御さんからも説得してほしい」と懇願する企業もある。この手続は、親に確認を求めることから「オヤカク」とも呼ばれている。

 私たち大学の就活支援担当者に企業の採用担当者から「学生さんが決意を固めるよう、大学からも話をしてほしい」と頼まれることもある。

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都内・某共学大進路指導担当

東京都内の共学の大学の「キャリアセンター」に勤めるベテラン大学職員。大学生の就職活動の支援や、進路指導を担当している。