ニッポンの給料

長時間労働に陥りやすい「みなし労働時間制」の問題点

神田靖美・リザルト株式会社代表取締役
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 長時間労働が社会問題化しています。その背景の一つに「みなし労働時間制」があります。

 労働時間の算定が難しい職種や業務を対象に、会社が社員の実労働時間ではなく、一定時間働いたとみなして労働時間と賃金を管理する制度です。労働基準法第38条の例外規定に基づいています。今回は制度の仕組みと問題点を考えます。

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神田靖美

リザルト株式会社代表取締役

1961年生まれ。上智大学経済学部卒業後、賃金管理研究所を経て2006年に独立。著書に「スリーステップ式だから成果主義賃金を正しく導入する本」(あさ出版)、「社長・役員の報酬・賞与・退職金」(共著、日本実業出版社)など。日本賃金学会会員。早稲田大学大学院商学研究科MBAコース修了。