キャリアセンター ここだけの話!?

「就職実績」はオープンキャンパス参加親子の最大関心事

都内・某共学大進路指導担当
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 高校生やその両親に大学を知ってもらう「オープンキャンパス」は、早いところでは、3月中にスタートさせる大学もあり、多くは新年度入りした4月以降、断続的に開催している。一般的には夏休みで一大イベントを開催して、年末に終了するパターンが多い。

 大学についてより理解してもらうことが狙いのイベントだから、その大学の教育環境がいかに充実しているか、名物教授がそろっているか、面倒見がいいか、といったことがオープンキャンパスでのセールスポイントになる。

 そこでの評判は、受験生の増減に響くので大学も必死だ。新聞や電車の中の広告、受験雑誌、あるいは、高校に個別に案内を出して、訪問してくれた高校生たちの人数が他大学より多ければ喜び、参加者数が前年同時期のオープンキャンパスを下回れば悔しがる。

 私たち大学の就活支援部門の職員にとっても、大事な出番になる。卒業生がどんな企業に就職しているか。就職率は他大学に比べてどうか。就職のミスマッチはないか。最近は就職のデータを見て、応募する大学を決める高校生や保護者も多いからだ。

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都内・某共学大進路指導担当

東京都内の共学の大学の「キャリアセンター」に勤めるベテラン大学職員。大学生の就職活動の支援や、進路指導を担当している。