
第一生命経済研究所の熊野英生氏に聞く
企業業績は良いにもかかわらず、社員のボーナスはあまり増えていない。どこに原因があるのか。第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生さんに聞いた。【聞き手は経済プレミア編集部・平野純一】
──人手不足が言われるなど日本経済は多少なりとも良くなってきていますが、ボーナスは増えていないようです。
◆熊野英生さん ボーナスの年間支給額は2015年が64.8万円(国税庁「民間給与実態統計」)でした。08年のリーマン・ショックで落ち込んだ後は少しずつ上がってきましたが、その10年前の05年の67.4万円にまだ届いていません。
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長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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