メディア万華鏡

壇蜜さん起用「エロ動画」炎上で宮城県が失ったもの

山田道子・毎日新聞紙面審査委員
  • 文字
  • 印刷
壇蜜さん出演の宮城県PR動画の1シーン=仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会制作の動画より
壇蜜さん出演の宮城県PR動画の1シーン=仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会制作の動画より

 タレントの壇蜜さんが出演する宮城県の観光PR動画「涼・宮城の夏」。性的なメッセージにあふれ、「涼・宮城(りょう・ぐうじょう)」という壇蜜さんのささやきは「欲情(よくじょう)」と聞こえてしまうほどだが、批判にもかかわらすネット上にアップされ続けている。

 県や仙台市など官民でつくる「仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会」(会長・村井嘉浩知事)が制作したこの動画では、壇蜜さん扮(ふん)する伊達家家臣の末裔(まつえい)の「お蜜」が「家臣の役割は殿方のおもてなし」といって登場、名物や観光名所を紹介している。

この記事は有料記事です。

残り2112文字(全文2364文字)

   

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら

山田道子

毎日新聞紙面審査委員

1961年東京都生まれ。85年毎日新聞入社。浦和支局(現さいたま支局)を経て社会部、政治部、川崎支局長など。2008年に総合週刊誌では日本で一番歴史のあるサンデー毎日の編集長に就任。総合週刊誌では初の女性編集長を3年半務めた。その後、夕刊編集部長、世論調査室長を経て15年5月から現職。