週刊エコノミスト・トップストーリー

家、クルマ、得意技…「何でもシェア」して稼ぐ時代

エコノミスト編集部
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ちいおりアライアンスが運営する古民家宿(徳島県)
ちいおりアライアンスが運営する古民家宿(徳島県)

 個人のモノ、空間、スキルを他人と“シェア”(賃貸や売買)する「シェアリング・エコノミー」が急速に拡大している。従来のビジネスの枠組みを大きく変える可能性を秘める。週刊エコノミスト8月8日号の巻頭特集「もうかるシェア経済」よりダイジェストでお届けする。

山奥の一軒家に観光客

 「地方にある素晴らしい観光資源を世界に伝え、訪日観光のリピーター客を増やしたい」(米ホームアウェイの木村奈津子・日本支社長)--。米エアビーアンドビーと並ぶ世界最大級の民泊会社が、日本の過疎地帯を世界有数の観光資源に変えようとしている。今年4月、同社は、せとうちDMO(観光地域経営組織)と提携し、瀬戸内海の宿泊施設のプロモーションに乗り出した。

 ホームアウェイは、所有者が利用していない別荘などを1棟丸ごと貸し出す「バケーションレンタル」の世界…

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エコノミスト編集部

藤枝克治編集長率いる経済分野を中心として取材、編集するチーム。経済だけでなく社会、外交も含め幅広く取材する記者の集団であり、各界の専門家にコラムや情報提供を依頼する編集者の集団でもある。