
中小企業や零細企業が金融機関から融資を受ける際に、公的な保証をつけて融資を受けやすくする制度が「信用保証制度」だ。信用保証協会法に基づいて全都道府県に信用保証協会が設置され、保証実務を行っている。金融業界では、信用保証協会から保証を受けることを「マル保」と呼ぶ。
「マル保」がついた融資は、融資先企業の経営がおかしくなって焦げ付いても、信用保証協会が大半を肩代わりしてくれる。銀行にとっては「安全パイ」の融資である。信用保証協会が肩代わりする損失は、「税金」で穴埋めされる。
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