大桃豆腐の「權座」寄せ豆腐=小高朋子撮影
大桃豆腐の「權座」寄せ豆腐=小高朋子撮影

社会・カルチャー「この人、この土地」だから生み出せる一品

「こだわりの大豆とにがりだけ」東京・池袋の豆腐店

小高朋子 / 旅食ライター・カメラマン

 バランスのよい大豆の香りと甘み、そして濃厚でなめらかな舌触り。東京都豊島区にある「大桃豆腐」の絹豆腐「權座(ごんざ)」(1丁230円、税込み)は、まずは一口、調味料や薬味なしで味わいたい。次に天然塩をかけて、最後に好みの薬味をつければ、3度も違いを楽しめる。晩夏の夜のビールのお供に、みそ汁の具材に、あるいは辛みをつけた麻婆豆腐にと、飽きがこない大豆のうまみを存分に味わってほしい。

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小高朋子

小高朋子

旅食ライター・カメラマン

1982年、神奈川県生まれ。アパレル業界、映像製作会社を経て、フリーランスに。持続可能なモノづくりの可能性を求めて各地を巡り、地域の食文化、工芸品、産業などを取材し、写真、映像も用いてその魅力を紹介している。現在、農業者向けのビジネススクール(オンラインアグリビジネススクール)にかかわり、各地の農業現場の取材を担当。旅と、おいしい食べものと日本酒が何よりも好き。