キャリアセンター ここだけの話!?

売り手市場の今年は「オワハラ」ほぼ消滅!?

都内・某共学大進路指導担当
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 9月に入った。今月の中下旬には後期の授業が始まる。この夏、大学の就活支援部門は夏休み返上で対応してきたが、実際には夏休み中に大学に相談に来る就活生はそれほど多くなく、本格的に就活相談が再開するのはこれからになりそうだ。

 ところで、2018年春卒予定者で進路が決まっていない者たちへの私たちの対応は、大きく分けると二つある。まず、内定を持っている学生には、その企業に決めるか、あるいは内定を辞退して就活を継続するか、決断を迫ることになる。

 経団連ルールでは、10月からが正式内定が出る時期で、10月1日に内定式を行う企業も多い。なので、内定辞退を企業に伝えるタイムリミットは「9月いっぱい」ということになる。

 今年は「売り手市場」を反映して、学生が最終的な決断をするまで待ってくれる企業が多い。昨年は、内定を出した企業の採用担当者がその場で学生に対し、他の応募企業に選考辞退の申し入れをさせる「就活終われハラスメント」(オワハラ)が見られたが、今年はほとんどないようだ。

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都内・某共学大進路指導担当

東京都内の共学の大学の「キャリアセンター」に勤めるベテラン大学職員。大学生の就職活動の支援や、進路指導を担当している。