藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」

残るテロの傷痕 ブレグジットで揺れる北アイルランド

藻谷浩介・地域エコノミスト
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ベルファスト市内の壁画。「苦痛を与えた者ではなく苦痛に耐えた者が勝つ」とある(写真は筆者撮影)
ベルファスト市内の壁画。「苦痛を与えた者ではなく苦痛に耐えた者が勝つ」とある(写真は筆者撮影)

英国・北アイルランド編(2)

 英国の正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」(UK)。北アイルランドは特に過酷な歴史を背負う。そこに降ってわいたブレグジット(英国のEU離脱)問題は北アイルランドの立場をより複雑にしている。IRA(アイルランド共和軍)テロの傷痕も深いベルファストの街を歩いた。北アイルランド編第2回。

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藻谷浩介

地域エコノミスト

1964年山口県生まれ。平成大合併前の約3200市町村のすべて、海外105カ国を私費で訪問し、地域特性を多面的に把握する。2000年ごろから地域振興や人口問題に関して精力的に研究、執筆、講演を行う。著書に「デフレの正体」「里山資本主義」ほか多数。国内の鉄道(鉄軌道)全線を完乗した鉄道マニアでもある。