高齢化時代の相続税対策

体を壊した72歳元社長が考えた相続と遺言書作成

広田龍介・税理士
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相続の話は早めに家族に相談…
相続の話は早めに家族に相談…

 東京都内在住のFさん(72)。東証1部上場企業の役員を退任した後、関係子会社の社長に就任。常に第一線でバリバリと仕事をこなしてきた。海外での取引があれば、部下にまかせるだけでなく自らも契約に立ち会い過密なスケジュールをこなしてきた。

 その無理がたたったのか、体を壊し入院して手術を受け、退院後は人工透析の生活を余儀なくされるようになった。

 入院していた時は、死を覚悟したというFさん。体重は20キロも落ち、ひたすら体力回復に努めた。

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広田龍介

税理士

1952年、福島県いわき市生まれ。85年税理士登録。東京・赤坂で広田龍介税理士事務所を開設。法人・個人の確定申告、相続税申告、不動産の有効活用などを中心に幅広くコンサルティング活動を続けている。相続税に関する講演やセミナーも開催している。