
「iPhoneにとって、飛躍的な新製品」(ティム・クックCEO=最高経営責任者)とうたうiPhone 8、8プラスが、9月22日に発売される。販売開始に先立ち、短い期間ながら両機種を実際に使うことができた。その実力をリポートする。
ワイヤレス充電に対応
2機種とも、形状はiPhone 7、7プラスから大きく変わったようには見えない。丸みを帯びたボディーはそのままで、前面がほぼディスプレーで占められるiPhone Xと比べると、変化は少ないようにも思える。
ただし、背面にはガラスが採用されており、それに合わせて色のバリエーションも変わった。背面全体が金属素材で、重厚感のあったiPhone 6、6プラス以降のiPhoneと比べると、軽やかな印象を受けるのはそのためだ。
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石野純也
ケータイジャーナリスト
1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。
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