
パチスロ機メーカー最大手、ユニバーサルエンターテインメント(ジャスダック上場)は21日、同社創業者の岡田和生・前会長(74)が2015年に香港で2億円の小切手を不正に振り出し流用したとして、香港警察当局に今年6月に被害届を提出していたことを明らかにした。
この問題に関しては、同社が設立した特別調査委員会(委員長、政木道夫・元東京地検特捜部検事)が調査を行い、8月に報告書をまとめた。報告書は、岡田氏がユニバーサル社に諮らず勝手に2億円の小切手を振り出させ、「会社に2億円の損失を与えた」と認定している。
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編集部
長く経済分野を取材してきた今沢真・毎日新聞論説委員を編集長にベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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