ニッポン金融ウラの裏

東芝問題めぐり自民党議員から監査法人への批判噴出

浪川攻・金融ジャーナリスト
  • 文字
  • 印刷
東芝本社=東京都港区で2017年6月15日、古屋敷尚子撮影
東芝本社=東京都港区で2017年6月15日、古屋敷尚子撮影

 東芝問題は半導体メモリー事業の日米韓連合への売却がようやく合意に達した。だが、東芝問題から派生して、「監査法人問題」が火種を抱え始めている。場合によっては、企業の会計監査制度や監査法人のあり方が根本から議論され、制度見直しに向けて動き出す可能性もある。

公認会計士振興議員連盟の総会で

 「9月14日の会合はかつてなく激しかった」

 こう説明するのは自民党のある議員である。彼が言う会合とは同日朝に、東京・永田町の自民党本部で開かれ…

この記事は有料記事です。

残り1265文字(全文1479文字)

浪川攻

金融ジャーナリスト

1955年、東京都生まれ。上智大学卒業後、電機メーカーを経て、金融専門誌、証券業界紙、月刊誌で記者として活躍。東洋経済新報社の契約記者を経て、2016年4月、フリーに。「金融自壊」(東洋経済新報社)など著書多数。