ニッポン金融ウラの裏

「つみたてNISA」の裏に“銀・証垣根問題”の大論点

浪川攻・金融ジャーナリスト
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東京・日本橋で2015年5月撮影
東京・日本橋で2015年5月撮影

 少額投資非課税制度「NISA」の積み立て投資版である「つみたてNISA」が来年初から開始される。年間40万円を上限に20年間にわたる積立期間によって、最大元本800万円の非課税投資が可能となる。取り扱い開始に先立って、10月からは、つみたてNISAの口座開設が可能となるため、銀行、証券会社の動きが活発化する。

 当面、「つみたてNISA」の投資対象となる投資信託は103本を数える。全体的に見て特徴的なのは、ほ…

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浪川攻

金融ジャーナリスト

1955年、東京都生まれ。上智大学卒業後、電機メーカーを経て、金融専門誌、証券業界紙、月刊誌で記者として活躍。東洋経済新報社の契約記者を経て、2016年4月、フリーに。「金融自壊」(東洋経済新報社)など著書多数。