自動車業界でまた不祥事が発覚した。日産自動車は9月29日、納車前の新車約6万台の販売を一時停止したと発表した。国内の日産グループ全6工場で製造した21車種で、完成検査の一部を、正規の検査員以外が実施していたというのだ。
昨年、三菱自動車の燃費データ不正が発覚した。当時のゴーン社長(現会長)の“鶴の一声”で日産が三菱を傘下に入れたことは記憶に新しい。今度はその日産で無資格検査が発覚した。詳しく報告する。
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編集部
長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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