キャリアセンター ここだけの話!?

10月2日「内定式」に参加した学生の悲喜こもごも

都内・某共学大進路指導担当
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 10月に入った。少し前の暑さがうそのように、リクルートスーツ姿の就活生たちもリラックスしているように見える。

 笑顔がみられるのは、進路が決まり、内定式に出席する学生が多いからでもある。経団連の指針では「10月1日以降」が正式内定期間なので、この日より後に内定式を行う企業が多い。

 今年は10月1日が日曜だったため、2日の月曜の午前中に集中した。内定式で社長が訓示を行うところもあるが、多くは人事部長か人事担当役員のようだ。

 ところで、この日をもって正式な雇用関係が成立したわけではないが、一般的には「労働契約」が成立したものとみなされる。だから、企業側が「合理的な理由」なしに、「内定取り消し」をすれば、就活生は「不当な内定切り」として訴えることができる。

 最近では、2008年9月のリーマン・ショック後に業績が悪化した企業が「内定切り」をしたことがあった。こういう場合、就活生も業績が悪化した会社には入りたがらないので、「和解金」で手を打った例もあった。

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都内・某共学大進路指導担当

東京都内の共学の大学の「キャリアセンター」に勤めるベテラン大学職員。大学生の就職活動の支援や、進路指導を担当している。