保険選びの相談室

結婚を機に入り直した保険が複雑で使いこなせない!

岩城みずほ・ファイナンシャルプランナー
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 会社員のA子さん(36)は3年前の結婚を機に、保険会社の担当者に勧められて保険に入り直しました。しかし、その保険がよいかどうかわからず私のところへ相談に来ました。A子さんの年収は約300万円で、夫は約450万円。子供はいません。

 A子さんが結婚前に加入していたのは、満期保険金100万円の医療保険でした。26歳の時です。保険会社の担当者には、契約時に満期保険金のある「積み立て保険」だと言われていました。A子さんにとっては、掛け捨て型ではなく毎月保険料を積み立てていく「貯蓄の手段として選んだ保険」という認識でした。

 A子さんは結婚した33歳の時に、満期保険金100万円の医療保険をいわゆる「下取り」に出す形で、現在の保険に加入しました。新しい保険料は月2万円ですが、下取り(解約返戻金)を充てているので月の支払いは1万3243円。年間15万8916円です。

 新しい保険の保障内容は、10年定期の医療保険と積み立て保険である個人年金保険の大きく二つです。

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岩城みずほ

ファイナンシャルプランナー

CFP認定者、オフィスべネフィット代表、NPO法人「みんなのお金のアドバイザー協会(FIWA)」副理事長。金融商品の販売によるコミッションを得ず、中立的な立場で顧客の利益を最大限にするコンサルティングを実践し、講演や執筆活動も行っている。著書に「人生にお金はいくら必要か」(共著、東洋経済新報社)、「やってはいけない!老後の資産運用」(ビジネス社)などがある。