山崎まさよしさんの「One more time, One more chance」は、新海誠監督のアニメーション映画「秒速5センチメートル」(2007年公開)の主題歌としても使われた=ユニバーサルミュージック・EMI Records 提供
山崎まさよしさんの「One more time, One more chance」は、新海誠監督のアニメーション映画「秒速5センチメートル」(2007年公開)の主題歌としても使われた=ユニバーサルミュージック・EMI Records 提供

社会・カルチャー切ない歌を探して

探し続ける思いを歌う山崎まさよし「One more time …」

森村潘 / ジャーナリスト

 何かを、あるいは誰かを探し続けるというのは切ないものだ。まして見つかるかどうかわからないのに、探し、追い求めるのは痛々しくもある。

 「探し求める」ことは、歌詞に出てくることがあるし、歌のテーマになっていることもある。

 例えば、有名なボブ・ディランの「風に吹かれて」(Blowin' In The Wind、1963年)も、「どれだけ人が死んだら あまりに多くの人が死んだと気づくのか」などと、いくつも問いかけ、その答えを探し求め続けている。だが、答えは風のなかだ。

 アイルランドの偉大なロック・バンド「U2」が、全世界でヒットさせた「I Still Haven't…

この記事は有料記事です。

残り1705文字(全文1988文字)

森村潘

森村潘

ジャーナリスト

大手新聞、雑誌編集などを経てコミュニティー紙の編集などに携わる。ジャンルを超えて音楽を研究、アメリカ文化にも詳しい。

イチ押しコラム

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
地下化されたワルシャワ中央駅上の広場。スターリン建築と民主化後のビルが林立する(写真は筆者撮影)

西に移動させられた国ポーランド 首都ワルシャワの今

 ◇ポーランド・ワルシャワ編(1) 36年前、高校の文化祭のディベートで、「史上最大の英雄は誰か」というお題に、「ポーランドで共産…

メディア万華鏡
週刊文春11月1日号

メディア騒がすドタキャン沢田研二の「格好いい老後」

 騒ぎ過ぎじゃないか。取り上げ方の息もなんだか長い。ジュリーこと沢田研二さん(70)が、10月17日にさいたまスーパーアリーナで予…

職場のトラブルどう防ぐ?

「部下の夫から連日クレーム」42歳女性上司の困惑

 A美さん(42)は、夫が院長を務めるクリニックの事務長を務めています。2カ月前から経理担当として働いているB子さん(33)の夫か…

ニッポン金融ウラの裏

進む「キャッシュレス化」誰が責任を負っているのか

 キャッシュレス決済を巡る論議が高まり続けている。政府も外国人旅行者の増大を踏まえて、キャッシュレス化推進の旗を振り続けている。社…

知ってトクするモバイルライフ
デザインや機能を一新した「iPadプロ」。左が11型、右が12.9型

新「iPadプロ」はホームボタンなくして超高性能

 アップルは、米ニューヨークで10月30日(現地時間)、「iPadプロ」の新モデルを発表した。11月7日に発売される予定で、価格は…