保険選びの相談室

「住宅ローン+リスク対応保険」共働き40代夫婦の悩み

岩城みずほ・ファイナンシャルプランナー
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 A介さん(41)とB美さん(40)夫妻はともに会社員で、念願のマイホームを買うことにしました。頭金を貯蓄から1000万円払い、4000万円を借り入れる予定です。年収は夫450万円、妻300万円で、5歳の子供がいます。

 借り入れは同じ銀行で夫婦それぞれが契約するペアローンを検討していますが、頭金を支払うと貯蓄が約200万円になります。A介さんはもしものことを考えると不安です。また銀行からは住宅ローンに一定の上乗せ保険料を支払うことでリスクを回避する保険を勧められ、私のところへ相談に来ました。

 ペアローンは夫婦それぞれが債務者として住宅ローンを組み、互いが相手の債務の連帯保証人になるものです。購入する住宅が要件を満たせば、それぞれが住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)を受けられるメリットがあります。

 A介さん夫妻はY銀行とZ銀行の二つで相談をし、ペアローンには二つのリスクがあることを説明されました。

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岩城みずほ

ファイナンシャルプランナー

CFP認定者、オフィスべネフィット代表、NPO法人「みんなのお金のアドバイザー協会(FIWA)」副理事長。金融商品の販売によるコミッションを得ず、中立的な立場で顧客の利益を最大限にするコンサルティングを実践し、講演や執筆活動も行っている。著書に「人生にお金はいくら必要か」(共著、東洋経済新報社)、「やってはいけない!老後の資産運用」(ビジネス社)などがある。