スキル・キャリア職場のトラブルどう防ぐ?

35歳主婦パートが失業保険を受けられなかった理由

井寄奈美 / 特定社会保険労務士

 A代さん(35)は小学生の子供を育てながらコンビニエンスストアにパートとして1年半勤めましたが、夫の転勤に伴い退職することになりました。勤務時は雇用保険に加入していたので、退職後に失業給付を受けようと申請しましたが受給できませんでした。なぜでしょうか。

希望の勤務日数で働けず

 A代さんは当初、「1日5時間、週4日程度の勤務」の契約で雇用保険にも加入した上で働き始めました。「1週間の所定労働時間20時間以上」が加入要件の一つだからです。

 ところが働き始めてから5カ月目に、子供が入院して週4日勤務が難しくなりました。店長からは、翌月以降…

この記事は有料記事です。

残り1913文字(全文2182文字)

今なら最大2カ月100円! キャンペーン実施中! 詳しくはこちら

井寄奈美

井寄奈美

特定社会保険労務士

大阪市出身。2015年、関西大学大学院法学研究科博士前期課程修了。現在、大阪大学大学院法学研究科博士後期課程在籍中(専攻:労働法)。01年、社会保険労務士資格を取得。会計事務所勤務などを経て06年4月独立開業。井寄事務所(大阪市中央区)代表。著書に『トラブルにならない 小さな会社の女性社員を雇うルール』(日本実業出版社)など。http://www.sr-iyori.com/

イチ押しコラム

ニッポン金融ウラの裏
 

地域銀行が「収益力強化」のために今年やるべきこと

 今年の金融分野の課題は何か――。前回は証券市場の問題を考えたが、今回は間接金融、つまり銀行業界に目を向けてみたい。最大級のテーマ…

知ってトクするモバイルライフ
ディスプレーを折りたためる「フレックスパイ」

5Gに向け新作スマホ「二つ折り画面」は普及するか

 米ラスベガスで1月8~11日、世界最大の家電・IT見本市「CES」が開かれた。 パソコン、テレビから人工知能(AI)を採用した白…

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
アフリカの服やクラフトを売る店が150店も並ぶ「ウォーターシェッド」でエスワティニ(旧スワジランド)の手作り品を売っていた黒人と白人のコンビ(写真は筆者撮影)

ケープタウンを探索 カラフルな街並み“意外に安全”

 ◇南アフリカ編(2) シンガポールとヨハネスブルクで乗り換え、羽田から24時間少々かけてたどりついた、南アフリカ共和国のケープタ…

メディア万華鏡
西武・そごうのサイトに公開された広告動画

西武そごう広告とSPA!「残念なメディア」の共通項

 昨年の新語・流行語のトップ10に、性暴力を告発する「#MeToo」が入って喜んでいたら、新年早々、メディアと女性をめぐるがっかり…

職場のトラブルどう防ぐ?
 

遅刻常習バイトを解雇 コンビニ店長が払った“代償”

 A郎さん(36)はコンビニエンスストアの店長です。1カ月前にアルバイトで採用した高校生のB子さん(17)の遅刻や欠勤が多かったり…