東芝問題リポート

東芝株主総会で否決された動議の裏に“株主の不安”

編集部
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臨時株主総会の会場に向かう東芝の株主ら=2017年10月24日、小川昌宏撮影
臨時株主総会の会場に向かう東芝の株主ら=2017年10月24日、小川昌宏撮影

今年3回目の株主総会(3)

 東芝が10月24日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開いた臨時株主総会は、緊急動議2件、議案修正動議1件の計3件の動議が個人株主から提出され、すべて事務的に否決された。総会の模様と動議の内容を報告する。

 東芝は臨時株主総会に三つの議案を提出した。(1)2017年3月期決算の計算書類の承認(2)取締役9人の再任と1人の新任(3)子会社、東芝メモリの日米韓連合への売却契約の承認ーーだ。(1)は本来なら、6月の定時株主総会に諮る議案だが、米原発事業で発生した巨額損失の影響で間に合わなかったものだ。

 議長となった綱川智社長らは、株主に対し、巨額損失発覚と、その影響で決算発表と有価証券報告書の提出が…

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編集部

長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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