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メガバンク大リストラ報道に「3年生の就活が心配」

都内・某共学大進路指導担当
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 先日、ある全国紙の朝刊1面トップに掲載された記事が、就活生や大学の就活支援担当者の間で話題になった。そこには、みずほフィナンシャルグループが、今後10年程度で国内外1万9000人の人員削減を検討していることがわかった、と書かれていたからだ。

 この1万9000人という数字は同グループ全体の従業員の約3分の1に相当する。「今後10年程度」としているものの、ここ数年、千数百人規模で新規採用を続けてきたメガバンクが一転して打ち出す大リストラのニュースだけに、関係者が受けた衝撃も大きかった。

 このニュースは、ほかの全国紙や経済紙が同じ日の夕刊で同様の記事を載せたことから、ほぼ間違いないだろう。背景には、IT(情報技術)の活用による店舗集約の動きがある。その翌日には、別の全国紙が三菱東京UFJ銀行が保有店舗の最大2割程度の削減を検討していると報じた。メガバンクによるリストラのドミノ現象だ。

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都内・某共学大進路指導担当

東京都内の共学の大学の「キャリアセンター」に勤めるベテラン大学職員。大学生の就職活動の支援や、進路指導を担当している。