社会・カルチャー「逃げ恥」にみる結婚の経済学

現代の未婚男性をリアルに描いたドラマ「逃げ恥」

白河桃子 / ジャーナリスト

 昨年人気を博したテレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」を見て、私の周りのあちこちから聞かれたのが、主人公の35歳会社員、津崎平匡(ひらまさ)に対する「こんな男性いないよね!」という声。

 たしかに、高収入、高学歴、見た目は星野源さんですし、DV(家庭内暴力)も浮気もなし。とくれば、そんなの現実にはいない……とため息をつきたくなる気持ちもわかります。

 でもたったひとつ、実に現代の未婚男性をリアルに描いていた点があります。

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白河桃子

白河桃子

ジャーナリスト

東京生まれ。慶応義塾大学卒業。婚活ブームを起こした「『婚活』時代」(山田昌弘共著、2008年)は19万部のヒットとなった。相模女子大客員教授。内閣官房「働き方改革実現会議」有識者議員。「一億総活躍国民会議」民間議員。著書に「格付けしあう女たち」「御社の働き方改革、ここが間違ってます! 残業削減で伸びるすごい会社」