
地銀の証券業務に新たな潮流が生まれつつある。キーワードは「金融商品仲介業」である。地銀本体、あるいは証券子会社が自前の受発注システムを持たずに、契約先の証券会社のシステムを利用するビジネスだ。
金融商品仲介業は金融商品取引法で定められた登録業者である。顧客から投信売買などの注文を受け、証券会社に取り次ぐ。顧客と接して注文を受けるが、その行為はあくまでも仲介業務となる。実際に売買の発注を執り行うのは契約先の証券会社である。対価である手数料は、証券会社と仲介業者が分け合う
この記事は有料記事です。
残り1120文字(全文1357文字)
投稿にはログインが必要です。
注目コンテンツ