
ビットコインが急騰中だ。いま1ビットコイン(BTC)は83万円の値がついている。1年前は7万~8万円だったので、1年間で10倍以上になった。
「仮想通貨」と呼ばれるビットコイン。「リアル」な1万円札を手にすれば、人はお金を持っていることを実感できる。だが「仮想」と言われると、何かえたいのしれないものというイメージを持つかもしれない。事実、誰かが「ビットコインを持つ」といっても、それは世界のどこかのコンピューターの中にある数字や記号の羅列でしかない。
しかし、ビットコインの認知度はかなり広まってきた。ビットコインで支払いができるお店も、ビックカメラ、HIS、メガネスーパーなどと増え、国内で約1万店が対応できるようになった。
この記事は有料記事です。
残り1985文字(全文2300文字)
投稿にはログインが必要です。
平野純一
経済プレミア編集部
1962年生まれ。87年毎日新聞社入社。盛岡支局、サンデー毎日編集部、経済部、エコノミスト編集部などを経て2016年から現職。金融、為替、証券、マクロ経済などを中心に取材。
注目コンテンツ