深山に突然現れた「ミニ・コンクリートジャングル」のような首都アンドラ・ラ・ベリャ市街(写真は筆者撮影)
深山に突然現れた「ミニ・コンクリートジャングル」のような首都アンドラ・ラ・ベリャ市街(写真は筆者撮影)

グローバル藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」

アンドラ公国 ピレネー山脈の急峻な地に生きる知恵

藻谷浩介 / 地域エコノミスト

アンドラ公国(1)

 スペイン北東部のカタルーニャ地方(バルセロナ周辺)で話されるカタルーニャ語は、スペイン語よりもむしろフランス語に近い独自の言語だ。最近話題の同地の独立は、スペイン語しか話さない住民も多いのでなかなか難しいだろうが、カタルーニャ語が国語の独立国は既に別に存在している。スペインとフランスの国境地帯にあるアンドラ公国だ。ピレネー山脈の峡谷の奥深く、人口8万人弱の極小国の実態とは。その第1回。

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藻谷浩介

藻谷浩介

地域エコノミスト

1964年山口県生まれ。平成大合併前の約3200市町村のすべて、海外105カ国を私費で訪問し、地域特性を多面的に把握する。2000年ごろから地域振興や人口問題に関して精力的に研究、執筆、講演を行う。著書に「デフレの正体」「里山資本主義」ほか多数。国内の鉄道(鉄軌道)全線を完乗した鉄道マニアでもある。

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