洛西高島屋1階の食料品売り場にある常設のジビエコーナー=筆者撮影
洛西高島屋1階の食料品売り場にある常設のジビエコーナー=筆者撮影

政治・経済良い物をより高く売る経営

「ジビエ売り場常設」京都・洛西高島屋の市場創出

中村智彦 / 神戸国際大学教授

 京都市郊外の洛西ニュータウン中心部の商業エリア「ラクセーヌ」にある洛西高島屋は、郊外型百貨店だ。最近ブームのジビエ商品の常設コーナーがあり、政府関係者や自治体関係者の視察が相次いでいるという。同店の取り組みからジビエを一過性のブームで終わらせない方策が見えてくる。

視察者相次ぐジビエコーナー

 視察者の目的は1階の食料品売り場だ。何の変哲もないデパートの食料品売り場だが、多くの客が注目するコーナーがある。「ジビエ」コーナーだ。横幅120センチの冷凍ショーケースに、鹿やイノシシの肉、ソーセージなど14種類の商品が並ぶ。

 近年のジビエブームで、鹿やイノシシなどの肉や関連製品を目にすることが増えている。だが百貨店の食料品…

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中村智彦

中村智彦

神戸国際大学教授

1964年、東京都生まれ。88年、上智大学文学部卒業。96年、名古屋大学大学院国際開発研究科博士課程修了。外資系航空会社、シンクタンクで勤務。大阪府立産業開発研究所、日本福祉大学経済学部助教授を経て、現職。専門は中小企業論と地域経済論。中小企業間のネットワーク構築や地域経済振興のプロジェクトに数多く参画し、日テレ系「世界一受けたい授業」の工場見学担当も務める。

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