セクハラ被害を訴え、ハリウッド中心部を行進する人々=2017年11月12日、長野宏美撮影
セクハラ被害を訴え、ハリウッド中心部を行進する人々=2017年11月12日、長野宏美撮影

社会・カルチャーメディア万華鏡

性暴力にNOを突きつけるSNSの「#MeToo」

山田道子 / 毎日新聞紙面審査委員

 米ハリウッドの大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏が20年以上にわたり、若手女優らに性的嫌がらせを繰り返していたという疑惑報道には最初、驚いた。

 米国は日本よりずっと早くセクハラに“覚醒”していたし、ハリウッドでは有名女優が男優とのギャラ格差や年齢差別を声高く批判していた。だから「仕事が欲しいなら俺と寝ろ」のような古典的なセクハラが続いていたとは信じられなかったからだ。

 でも、その後の展開を見る限り、米国でもやっとセクハラ被害の声を上げられるようになったのが実情だった…

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山田道子

山田道子

毎日新聞紙面審査委員

1961年東京都生まれ。85年毎日新聞入社。浦和支局(現さいたま支局)を経て社会部、政治部、川崎支局長など。2008年に総合週刊誌では日本で一番歴史のあるサンデー毎日の編集長に就任。総合週刊誌では初の女性編集長を3年半務めた。その後、夕刊編集部長、世論調査室長を経て15年5月から現職。