週刊エコノミスト・トップストーリー

税理士・会計士はどうなる? AIクラウド会計の威力

エコノミスト編集部
  • 文字
  • 印刷

 会計業界が大変革に直面している。税理士や公認会計士は、この大波にどう立ち向かうのか。週刊エコノミスト11月28日号巻頭特集「AIに負けない!凄い税理士・会計士」よりダイジェストでお届けする。

 企業の売り上げや原価などを管理する会計ソフトの業界で今、“人工知能(AI)旋風”が吹き荒れている。

 これまでの会計ソフトは、パソコンにインストールするタイプが主流だったが、インターネット上で処理できる「クラウド型会計ソフト」が登場し、急速に普及し始めている。特に、2012年に創業したfreee(フリー)(東京都品川区)とマネーフォワード(東京都港区)の両社は、クラウド型会計ソフトの専業で、従来型ソフトの強力な対抗製品となりつつある。

 クラウド型会計ソフトは、銀行口座の入出金やクレジットカードの明細、店頭レジなどに直接連結することができ、支払額や各取引の勘定科目を自動で入力できる。これによって、単純なデータ入力、銀行通帳の記帳、請求書の発行・郵送などがどんどん不要になっている。さらに、AIが過去の履歴から勘定科目を自動で提案したり、機能を随時追加・改善できるメリットもある。

この記事は有料記事です。

残り1789文字(全文2277文字)

エコノミスト編集部

藤枝克治編集長率いる経済分野を中心として取材、編集するチーム。経済だけでなく社会、外交も含め幅広く取材する記者の集団であり、各界の専門家にコラムや情報提供を依頼する編集者の集団でもある。