「逃げ恥」にみる結婚の経済学

「労働時間の上限もない」専業主婦はブラック労働か

白河桃子・ジャーナリスト
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 テレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系列)の最終回で、主人公の森山みくりは主婦の仕事について言いました。

 「労働時間の上限もないんです。下手をすればブラック企業になりかねません」

 なぜブラックなのかといえば、主婦は24時間労働だからです。主婦の本当のつらさは、家事でも育児でもなく、待機時間にあると考えています。その点、時間を区切って家事をしていたみくりは、今までの専業主婦とは違います。

 だからこそ、みくりの相手、津崎平匡(ひらまさ)が「世にいう結婚」を提示してきたときに「それは好きの…

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白河桃子

ジャーナリスト

東京生まれ。慶応義塾大学卒業。婚活ブームを起こした「『婚活』時代」(山田昌弘共著、2008年)は19万部のヒットとなった。相模女子大客員教授。内閣官房「働き方改革実現会議」有識者議員。「一億総活躍国民会議」民間議員。著書に「格付けしあう女たち」「御社の働き方改革、ここが間違ってます! 残業削減で伸びるすごい会社」