人気4コマ漫画「先生と僕~夏目漱石を囲む人々~」の作者・香日ゆら氏が企画展「芥川龍之介の結婚と生活」のために描きおろした芥川龍之介と妻・文の出会いの4コマ漫画=2017年11月29日、田中学撮影
人気4コマ漫画「先生と僕~夏目漱石を囲む人々~」の作者・香日ゆら氏が企画展「芥川龍之介の結婚と生活」のために描きおろした芥川龍之介と妻・文の出会いの4コマ漫画=2017年11月29日、田中学撮影

政治・経済良い物をより高く売る経営

「文スト、文アル」で文豪ブーム!? 若者がはまる理由

中村智彦 / 神戸国際大学教授

 東京都北区田端は、戦前に芥川龍之介や室生犀星など著名な文士や芸術家たちが住んだ地域だ。現在のJR田端駅周辺1キロ四方の範囲に、確認できるだけで100人以上が住んでいた記録があるという。戦災で家屋や貴重な資料などの多くが失われたが、同駅北口から徒歩2分の「田端文士村記念館」(入館料無料)を訪れると、その一端に触れることができる。

 3年ほど前まで同館の観覧者の中心は60代以上で、若い世代では文学専攻の学生くらいだった。ところがこ…

この記事は有料記事です。

残り1871文字(全文2086文字)

中村智彦

中村智彦

神戸国際大学教授

1964年、東京都生まれ。88年、上智大学文学部卒業。96年、名古屋大学大学院国際開発研究科博士課程修了。外資系航空会社、シンクタンクで勤務。大阪府立産業開発研究所、日本福祉大学経済学部助教授を経て、現職。専門は中小企業論と地域経済論。中小企業間のネットワーク構築や地域経済振興のプロジェクトに数多く参画し、日テレ系「世界一受けたい授業」の工場見学担当も務める。

イチ押しコラム

知ってトクするモバイルライフ
グーグルが発売するピクセル3(右)とピクセル3XL(左)

グーグル初の自社製スマホ「ピクセル3」の出来栄え

 グーグルが、自社製のスマートフォンとしては初となる「ピクセル3」「ピクセル3XL」を11月1日に発売する。 グーグルのオンライン…

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
キエフの街。世界遺産のペチェールシク大修道院からドニエプル川と対岸の新市街を望む(写真は筆者撮影)

ウクライナ首都キエフ 東欧最大の都市に何があるのか

 ◇ウクライナ・キエフ編(1) 肥沃(ひよく)で実りの多い場所に、文明が栄え、豊かな国ができる。古代の四大文明や、近現代の米国はそ…

職場のトラブルどう防ぐ?

「自己都合?会社都合?」明確な退職理由が必要なワケ

 A男さん(54)は、従業員数約200人の金属部品加工会社の総務部門の責任者です。先日、工場を退職したB輔さん(27)の離職理由に…

ニッポン金融ウラの裏
東京都江東区で2018年4月1日、丸山博撮影

ノルマ営業を続ける銀行の「売り手発想と時代錯誤」

 銀行業界で、支店の業績評価方式を見直す動きが起きている。金融庁が求めている「顧客本位の業務運営」を営業現場で徹底させるためだ。だ…

メディア万華鏡
「新潮45」10月号に掲載された記事

「新潮45」休刊騒ぎのなかで責任を果たさない人たち

 「新潮45」の休刊騒ぎで思い出した小説がある。出版業界の小説をめぐる内幕を描いた東野圭吾さんの短編集「歪笑小説」(集英社文庫)に…