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好調ワイモバイル「タダ学割」と新端末で春商戦

石野純也・ケータイジャーナリスト

 格安スマホ市場でトップシェアを独走するのが「ワイモバイル」だ。ワイモバイルはソフトバンクのサブブランド。大手通信事業者が直接運営していることもあって、スマホのラインナップが充実しているうえに、店舗数が多く、テレビCMなどの宣伝にも力を入れている。1980円からの分かりやすい料金プランも受け、シェアを急増させた。

 そんなワイモバイルが一足先に春商戦をにらんだ「タダ学割」を、12月1日から始めた。これまでの学割は「ヤング割」と銘打ち、2年間、料金を1000円割り引くキャンペーンを実施。これに対し、12月1日からの学割は、利用できるデータ容量を通常の2倍に増やしているのが特徴だ。

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ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。