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ノーベル賞受賞「行動経済学」は本当に役立つの?

エコノミスト編集部
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 2017年のノーベル経済学賞で注目されたのが行動経済学。身近で役立つとともに、経済学そのものを内側から変える野心的な学問でもある。週刊エコノミスト12月12日号巻頭特集「すぐに使える新経済学」よりお届けする。

省エネに励むかどうかは「文面次第」

 環境省は12月、エネルギー消費の抑制を促す「省エネリポート」を一般家庭に配信する実証事業を始めた。受託先のIT大手、日本オラクルが電気・ガスの使用状況などを記載したリポートを東北電力や東京ガスなど電力・ガス会社5社を通じて計30万世帯に月1回、計4回送付する。

 省エネリポートには、電力・ガスの使用状況とともに、省エネのヒントが掲載されている。オラクルは2007年から10カ国でこのリポート事業を展開しており、平均2%の省エネ効果をあげているという。

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エコノミスト編集部

藤枝克治編集長率いる経済分野を中心として取材、編集するチーム。経済だけでなく社会、外交も含め幅広く取材する記者の集団であり、各界の専門家にコラムや情報提供を依頼する編集者の集団でもある。