海外特派員リポート

中国指導部の対日感情をはかる目盛りが1ランク変化

赤間清広・毎日新聞経済部記者
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榊原定征・経団連会長(左)ら日本経済界の訪中団と会談する中国の李克強首相(右)=中国北京の人民大会堂で2017年11月21日夕、赤間清広撮影
榊原定征・経団連会長(左)ら日本経済界の訪中団と会談する中国の李克強首相(右)=中国北京の人民大会堂で2017年11月21日夕、赤間清広撮影

 中国側が日中関係をどう見ているのか、簡単に分かる「物差し」がある。中国を訪問した日本の関係者に誰が応対するのか、その顔ぶれを見ることだ。

 中国の要人には厳然とした順位がつけられている。特に強い力を持つのが中国共産党の最高指導部に当たる政治局常務委員の面々だ。現在は7人で構成され、その影響力の大きさから「チャイナ7」とも呼ばれる。

 チャイナ7のトップは党総書記を兼ねる習近平国家主席。ナンバー2は李克強首相だ。10月末の中国共産党大会直後に開かれた第19期中央委員会第1回総会(1中全会)でチャイナ7の顔ぶれも入れ替わったが、習氏、李氏の位置づけは変わらなかった。

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赤間清広

毎日新聞経済部記者

 1974年、仙台市生まれ。宮城県の地元紙記者を経て2004年に毎日新聞社に入社。気仙沼通信部、仙台支局を経て06年から東京本社経済部。霞が関や日銀、民間企業などを担当し、16年4月から中国総局(北京)。20年秋に帰国後は財務省を担当しながら、面白い経済ニュースを発掘中。

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