
最近、電気自動車(EV)についての報道を見たり聞いたりします。でも、実際どんなものなのかよく分からない、という声をよく聞きます。知っておきたい電気自動車の仕組みや現状を、わかりやすく解説します。
電気自動車とはどんなもの?
電気自動車とは何か? 一番単純に言ってしまえばエンジンの代わりにモーターで走る車、ということになる。
ガソリン車は、ガソリンをエネルギー源としてエンジンを動かし走っている。それに対して、電気自動車では電気でモーターを回して車輪を回転させる。違いはそれだけで、ガソリン車と同じように、アクセルとブレーキで操作する。
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村沢義久
環境経営コンサルタント
1948年徳島県生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院工学系研究科修了。スタンフォード大学経営大学院でMBAを取得後、米コンサルタント大手、べイン・アンド・カンパニーに入社。その後、ゴールドマン・サックス証券バイス・プレジデント(M&A担当)、東京大学特任教授、立命館大学大学院客員教授などを歴任。現在の活動の中心は太陽光発電と電気自動車の推進。