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質店も驚くメルカリ新商法の「ノールック査定」とは

まつもとあつし・ジャーナリスト
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メルカリNOWの案内ページ=2017年12月18日撮影
メルカリNOWの案内ページ=2017年12月18日撮影

 フリーマーケット(フリマ)アプリを運営するメルカリが「メルカリNOW」という新サービスを11月27日に始めました。メルカリのアプリに「NOW」というメニューが追加されています。注目を集めたため、開始から17分で一時停止状態になるなど話題にもなりました。

 新サービスは、中古品などの即時買い取り(「即金アプリ」と呼ばれます)です。利用者がアプリで売りたい物品のカテゴリーや状態を入力し、スマホのカメラで物品を撮影して写真を送信すると、すぐにアプリに査定額が示されます。査定額を承諾すれば、メルカリで使えるポイント、あるいは現金を銀行振り込みで受け取ることができます。査定額の上限は2万円です。

 査定商品は、2週間以内に無料で集荷されます。メルカリの子会社「ソウゾウ」が物品の買い取りを行い、集荷した物品を確認してメルカリに出品し販売します。メルカリ側の1日の買い取り金額の上限は1000万円で、毎朝10時から査定の受け付けを始めます。現在、取り扱う品物はブランドの服飾品に限定されていますが、スピーディーな査定で現金が受け取れることが大きな特徴です。

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まつもとあつし

ジャーナリスト

ITベンチャー、出版社、広告代理店、映像会社などを経て、現職。ASCII.jp、ITmedia、ダ・ヴィンチなどに寄稿。著書に「知的生産の技術とセンス」(マイナビ/@mehoriとの共著)、「ソーシャルゲームのすごい仕組み」(アスキー新書)など。取材・執筆と並行して東京大学大学院博士課程でコンテンツやメディアの学際研究を進めている。