ニッポン金融ウラの裏

中央官庁が旗振り!?「職場つみたてNISA」年初開始

浪川攻・金融ジャーナリスト
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東京・霞が関の官庁街=2015年10月15日、根岸基弘撮影
東京・霞が関の官庁街=2015年10月15日、根岸基弘撮影

 NISA(少額投資非課税制度)の積み立て投資版、「つみたてNISA」の取り扱いが年明けから始まる。それに先立って、内閣官房の内閣人事局が各省庁に対して、職場における同制度の普及を呼び掛けていることが分かった。

 これは「職員の生活設計の支援に関する厚生施策の推進について(依頼)」の事務連絡であり、金融庁が10月に導入を発表した「職場つみたてNISA」と個人型確定拠出年金制度(iDeCo)の普及に努めることを各省庁に求めている。

 国家公務員の厚生施策に関して、政府は「国家公務員健康増進等基本計画」を2016年3月に改定し、その…

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浪川攻

金融ジャーナリスト

1955年、東京都生まれ。上智大学卒業後、電機メーカーを経て、金融専門誌、証券業界紙、月刊誌で記者として活躍。東洋経済新報社の契約記者を経て、2016年4月、フリーに。「金融自壊」(東洋経済新報社)など著書多数。