2017年のニューイヤー駅伝でいっせいにスタートする選手たち=同年1月1日撮影
2017年のニューイヤー駅伝でいっせいにスタートする選手たち=同年1月1日撮影

政治・経済週刊エコノミスト・トップストーリー

「ニューイヤー、箱根」に見る駅伝の経済価値と人間力

エコノミスト編集部

 TBS系ドラマ「陸王」の効果もあり、駅伝への関心が急上昇している。人気の高い駅伝には、さまざまな経済価値がある。週刊エコノミスト編集部の酒井雅浩記者が報告する。

テレビ中継の効果

 駅伝は、日本の新春の風物詩だ。それが定着したのは、テレビ中継の効果が大きい。

 「ニューイヤー駅伝」として親しまれている全日本実業団対抗駅伝競走大会は、1988年の第32回から元日開催となった。84年の第29回からTBSが中継を開始した。1月2、3日に開催されている箱根駅伝は、87年から日本テレビが中継を始めた。いずれも平均視聴率20%台をたたき出す「ドル箱」大会となり、スポーツビジネスと結びついている。

 駅伝人気を支えるのが、一流スポーツ選手が「社員」として企業に所属し、競技だけでなく社業にも携わる企…

この記事は有料記事です。

残り1682文字(全文2025文字)

今なら最大2カ月100円! キャンペーン実施中! 詳しくはこちら

エコノミスト編集部

エコノミスト編集部

藤枝克治編集長率いる経済分野を中心として取材、編集するチーム。経済だけでなく社会、外交も含め幅広く取材する記者の集団であり、各界の専門家にコラムや情報提供を依頼する編集者の集団でもある。

イチ押しコラム

知ってトクするモバイルライフ
1月末に発売されるウイコウの「トミー3プラス」

仏でシェア2位「ウイコウ」1万4800円スマホの勝算

 フランスに本拠を置くスマホメーカー「ウイコウ(Wiko)」の日本法人が、1月末に新モデルの「トミー3プラス」を発売する。 トミー…

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
アフリカ最南端・アグラス岬に向かうオバーバーグ地方には、羊の牧場に菜の花畑が織り交ざる、美しい丘陵地が広がっていた(写真は筆者撮影)

ケープタウンからアフリカ最南端アグラスへ車を駆る

 ◇南アフリカ編(3) 聞いていたレベルまでの治安の悪さは感じなかったケープタウンのダウンタウンで、5日間の契約でレンタカーを借り…

職場のトラブルどう防ぐ?
 

「自分勝手に勤務?」ママパートに困惑する歯科経営者

 A夫さん(42)は、自分のクリニックを経営する歯科医師です。パートの歯科衛生士で3児の母であるB子さん(33)の“自分勝手な勤務…

ニッポン金融ウラの裏
 

地域銀行が「収益力強化」のために今年やるべきこと

 今年の金融分野の課題は何か――。前回は証券市場の問題を考えたが、今回は間接金融、つまり銀行業界に目を向けてみたい。最大級のテーマ…

メディア万華鏡
西武・そごうのサイトに公開された広告動画

西武そごう広告とSPA!「残念なメディア」の共通項

 昨年の新語・流行語のトップ10に、性暴力を告発する「#MeToo」が入って喜んでいたら、新年早々、メディアと女性をめぐるがっかり…