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天才・瀬古選手と走った箱根駅伝のほろ苦い記憶

エコノミスト編集部
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黒木亮さん
黒木亮さん

作家・黒木亮さんに聞く(2)

 早稲田大学の学生時代に競走部に籍を置き、箱根駅伝を走った作家、黒木亮さん。卒業し銀行に就職。国際金融の最前線で働いた後、作家デビューした。箱根路に至る軌跡を「冬の喝采」(2008年)に著している。【聞き手・週刊エコノミスト編集部、黒崎亜弓】

箱根へと導いた運命

 <自伝的小説「冬の喝采」は、衝撃的なエピローグで幕を閉じる。どんな人なのか知らなかった実の父親が、明治大学の選手として箱根駅伝を走っていたことが、ロンドンに赴任した後に分かる。それも黒木さんと同じ3区と8区だった>

 単なる偶然といっていいんでしょうか。小説以上に小説らしい、運命の不思議なところです。

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エコノミスト編集部

藤枝克治編集長率いる経済分野を中心として取材、編集するチーム。経済だけでなく社会、外交も含め幅広く取材する記者の集団であり、各界の専門家にコラムや情報提供を依頼する編集者の集団でもある。