「この人、この土地」だから生み出せる一品

モーツァルトを聴かせる鹿児島枕崎産「奇抜かつお節」

小高朋子・旅食ライター・カメラマン
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金七商店の「クラシック節」=小高朋子撮影
金七商店の「クラシック節」=小高朋子撮影

 削りたてのかつお節からは、上品な香りが立ち込める。鹿児島県枕崎市にある金七商店の「クラシック節」(「205~229グラム・1512円」から)を使った一番だしは澄んだ黄金色で、雑味がなくうまみが凝縮されている。和食の基本だからこそ本物の味にこだわりたい。だしを使えば、調味料の量を抑えられ減塩にもつながる。また、削り節をおひたしや、炊きたてのご飯にのせれば、食欲をそそる一品の完成だ。

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小高朋子

旅食ライター・カメラマン

1982年、神奈川県生まれ。アパレル業界、映像製作会社を経て、フリーランスに。持続可能なモノづくりの可能性を求めて各地を巡り、地域の食文化、工芸品、産業などを取材し、写真、映像も用いてその魅力を紹介している。現在、農業者向けのビジネススクール(オンラインアグリビジネススクール)にかかわり、各地の農業現場の取材を担当。旅と、おいしい食べものと日本酒が何よりも好き。