
私が所属していたIT業界では、ソフトウエア開発を中国やベトナムの同業企業に任せることが多くなっています。こうしたところにグローバル化の波が押し寄せていることを感じます。
ただ海外企業に開発を依頼する際には、言葉や商慣習の問題などクリアすべきことが多くあります。数年前、海外と日本の企業の考え方の違いから失敗につながった事例があるので紹介します。
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細川義洋
ITコンサルタント
1964年、神奈川県生まれ、立教大学経済学部経済学科卒。NECソフト(現NECソリューションイノベータ)、日本IBMでシステム開発やコンサルティングを行う。著書に「なぜ、システム開発は必ずモメるのか?」「IT専門調停委員が教える モメないプロジェクト管理77の鉄則」(日本実業出版社)などがある。