トヨタの燃料電池車「MIRAI」=2015年12月18日、徳野仁子撮影
トヨタの燃料電池車「MIRAI」=2015年12月18日、徳野仁子撮影

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燃料電池車「MIRAI」に未来はこないのか!?

村沢義久 / 環境経営コンサルタント

 トヨタ自動車が水素を用いる燃料電池車(FCV)の「MIRAI」を発売した時、米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は「フューエルセル(燃料電池)はフールセル(バカ電池)」と切って捨てた。筆者も燃料電池車は普及しないと言い続けている。

 そもそも、水素についてはいくつかの大きな誤解がある。トヨタのサイトには、「宇宙でいちばん豊富といわれる、クリーンエネルギー、水素」という表現がある。しかし、地球上では、「豊富」も「クリーン」も「エネルギー」も間違いだ。

 確かに、水素は地球上でも豊富ではある(一番ではない)が、そのほとんどが、水などの化合物の形であり、…

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村沢義久

村沢義久

環境経営コンサルタント

1948年徳島県生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院工学系研究科修了。スタンフォード大学経営大学院でMBAを取得後、米コンサルタント大手、べイン・アンド・カンパニーに入社。その後、ゴールドマン・サックス証券バイス・プレジデント(M&A担当)、東京大学特任教授、立命館大学大学院客員教授などを歴任。現在の活動の中心は太陽光発電と電気自動車の推進。

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