
チケット転売仲介サイト「チケットキャンプ」が昨年12月、業務を事実上終了しました。兵庫県警が商標法違反容疑などで運営会社を捜索したからです。また今年1月11日には、運営会社の元社長らが詐欺容疑で京都府警から書類送検されました。いったい何があったのでしょうか。
IT大手ミクシィの子会社が運営
チケットキャンプは、オンラインゲームなどを展開するIT大手ミクシィの100%子会社フンザ(東京都渋谷区)が運営していました。
ライブコンサートや演劇などのチケットを購入したものの、都合が悪くなり行けなかったという悔しい思いをした人は多いでしょう。チケットキャンプは、購入チケットのイベントに参加できなくなった人と、参加したいのにチケットを購入できなかった人をマッチングし、個人間でチケットを取引できる場を提供するというふれ込みでした。
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