ミスを見逃さない校閲の技術

「校正支援システム」は未熟だがときどき役に立つ

毎日新聞校閲グループ
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校正支援システムを作動させると誤った箇所が赤くなる
校正支援システムを作動させると誤った箇所が赤くなる

 取材・編集部門のパソコンに「校正支援システム」を搭載する新聞社が増えています。原稿の文字や文をコンピューターが分析して、誤りや用語の決まりの違反があれば指摘してくれるという、いわば夢のようなシステムです。

 このシステムは(1)誤っているので直す(2)新聞の日本語として不適切なので直す--といったルールを「辞書」と呼ばれるファイルに登録しておくと、コンピューターがそれに基づいて指摘するというものです。

 毎日新聞では、(1)としてよく出てくる誤りを登録しています。「福田赴夫元首相」と原稿中に出てくれば…

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毎日新聞は東京に40人余り、大阪に30人余りの校閲記者がいる。原則として広告などを除く全紙面について記事のチェックをしており、いわば新聞の「品質管理部門」。書籍などと比べてかなり短時間で仕事をこなさなければならないのがつらいところ。朝刊の校閲作業は深夜になるため生活は「夜型」である。