
仮想通貨取引所のコインチェックからNEM(ネム)が不正流出したことで、一気に仮想通貨に対する注目が高まっている。仮想通貨の代表格ビットコインは今どうなっているのか。大量のマネーが流れ込み価格が乱高下している。週刊エコノミスト2月6日号の巻頭特集「ビットコインの真実」よりダイジェストでお届けする。
最高値から一気に半値に
仮想通貨の代表格「ビットコイン」が1月17日、大暴落した。2017年12月に付けた最高値の「1BTC(ビットコインの単位)=230万円超」から一気に半値に。理由についてさまざまな臆測が飛び交った。
昨年末からのビットコインの値動きは、まるで「ジェットコースター」だ。仮想通貨のなかで最も取引量の大きいビットコインは、「アルトコイン」と呼ばれる1450種超の他の仮想通貨の値動きに影響する。
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