
仮想通貨取引所大手の「コインチェック」(東京都渋谷区)から1月26日、26万人分、580億円相当の仮想通貨NEM(ネム)が不正アクセスによって流出した。海外からのハッキングによるものとみられている。
このニュースは世界を駆け巡り、代表的な仮想通貨ビットコインも1月25日の1万1259ドル(約122万7000円)から同31日には一時1万ドルを割って9777ドルをつける場面もあり13%程度下落した。仮想通貨の信頼を揺るがしかねない事態に発展している。
この記事は有料記事です。
残り1490文字(全文1716文字)
投稿にはログインが必要です。
平野純一
経済プレミア編集部
1962年生まれ。87年毎日新聞社入社。盛岡支局、サンデー毎日編集部、経済部、エコノミスト編集部などを経て2016年から現職。金融、為替、証券、マクロ経済などを中心に取材。
注目コンテンツ