高齢化時代の相続税対策

「相続対策アパート建て替え減」建設会社3代目の実感

広田龍介・税理士
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 東京から少し離れた近郊都市で、Iさん(48)は創業70年の老舗建設会社の3代目社長を務める。都会にはない地域密着型の経営をしてきたが、事業に関して、最近は今までとは少し違った感触があるという。

 その都市は、東京都心から電車で40分圏内に位置し、都内へ通勤するサラリーマンが多く住むベッドタウンだ。アパートやマンション建設の需要も多かったが、ここ数年、その勢いが感じられないというのだ。

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広田龍介

税理士

1952年、福島県いわき市生まれ。85年税理士登録。東京・赤坂で広田龍介税理士事務所を開設。法人・個人の確定申告、相続税申告、不動産の有効活用などを中心に幅広くコンサルティング活動を続けている。相続税に関する講演やセミナーも開催している。