知っておきたい電気自動車

「バフェット氏も出資」中国EVメーカーBYDの実力

村沢義久・環境経営コンサルタント
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中国メーカー、比亜迪(BYD)の電気自動車=上海国際自動車ショーで2017年4月19日、赤間清広撮影
中国メーカー、比亜迪(BYD)の電気自動車=上海国際自動車ショーで2017年4月19日、赤間清広撮影

 中国の自動車メーカーは、電気自動車(EV)推進の国策を大チャンスと捉えている。その代表格が深圳に本拠を置くBYD。変化に対応するより、自らその変化を作ってきた先進的企業である。

 もとは1995年設立のバッテリーメーカーで、リチウムイオン電池の製造で世界第3位。中でも、携帯電話用では世界第1位だ。その会社が2003年に子会社であるBYDオートを設立して電気自動車事業に参入。BYD本体に投資家のウォーレン・バフェット氏が出資して話題になった。

 そのBYDオートは、設立5年後の08年12月に世界初の量産型プラグインハイブリッド車(PHV)「F…

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村沢義久

環境経営コンサルタント

1948年徳島県生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院工学系研究科修了。スタンフォード大学経営大学院でMBAを取得後、米コンサルタント大手、べイン・アンド・カンパニーに入社。その後、ゴールドマン・サックス証券バイス・プレジデント(M&A担当)、東京大学特任教授、立命館大学大学院客員教授などを歴任。現在の活動の中心は太陽光発電と電気自動車の推進。