思い邪なし

思い邪なし81 朝子との結婚(三)

北康利・作家
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第二章 京セラ設立

朝子との結婚(三)

 「姉たちは、私の生き方がいちばん母に似ていると言います」

 「母を真似(まね)ようと思ったことはありませんが、目標に向かって突き進んで行く夫を持てば、それを貫かせたい、家庭がじゃまになってはいけないと自然に思うようになる、その結果が母と似てくるのかもしれません。また母も、そういう気持だったのでしょう」

 と朝子は語っている(角田房子『わが祖国 禹博士の運命の種』)。

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北康利

作家

1960年生まれ。東大法学部卒業後、富士銀行(現・みずほ銀行)入行。富士証券投資戦略部長、みずほ証券財務開発部長などを経て、2008年みずほ証券を退職し、本格的に作家活動に入る。著書に「白洲次郎 占領を背負った男」、「吉田茂 ポピュリズムに背を向けて」など。